webライターの生活

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「気がつくと、」の中にある時間

気がつくともう11月に入って3回目の日曜日の夜を迎えていた。

気がつくと寒くなっていて、気がつくと新規の仕事にも慣れていた。多分気がつくと年末になっている。

小さな気がつくとを繰り返していくうちに、今年もあっという間だったなんてお決まりの言葉で年末を迎えているのが目に見えているのだ。

気がつくとすぎていた毎日の中には、長いと感じた1日もあるはずなのに、その時になると、気がつくとすぎていた日々として塗り替えられる。

長かった1日を経験したことはあるのに、長かった1年を経験したことがないのだ。

でも、確実に10代の頃よりも日々過ぎていく時間が長く長く感じるようになっている。30歳になるともっと早いよ。40歳になるともっと早いよ。そんな言葉もよく聞くようになった。

気がつけば僕も10代の子たちに、20歳になると一年が経つのが早いよなんて言っている。

18のころは22歳の人に若いねって言われても、3つしか変わらないのにって思っていたのに、高校生を見ると、やっぱり若いねって思ってしまう。今まで自分が見て来た人たちと同じようなことを思っている自分に少しだけ幻滅した。

ふとそんなことを考えていて、毎日をより一層頑濃くしたいと気を引き締めることができた。それは、今日一枚の絵に出会ったからである。目にした瞬間に欲しいと思い、自分の人生で初めて買った「絵」。

ただの中古の雑貨屋に飾っていた一枚の絵にとても惹かれた。

その絵についてはまた今度。

多分、気がつくと明日になっていて、気がつくとまた日曜日になっている。

さっきまで、今日はブログを書かなきゃいけないと思っていたのに、気がつくと書き終える寸前なのだ。気がつくとここまで読んでしまっていた皆さんありがとうございます。

 

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